大阪の医療崩壊の責任は誰にあるのか

御用学者までもが、危機的な状況と表現するほど、東京は感染爆発が続いている。
しかし、菅首相や小池都知事は、どこ吹く風といった感じ。
対策も、ろくにしない。
彼らは、医療崩壊はしないと予測しているようだ。
ワクチンで、医療崩壊は免れると。
御用学者までもが危機的と言っているのに、なぜ、菅首相と小池都知事は楽観視するのか。
危機感を感じているのなら、オリンピック中止や商業施設・公共施設の閉鎖など、あらゆる対策を総動員するはずだが。
たとえ医療崩壊しても、彼らには責任を問われない自信があるのだろう。
大阪の医療崩壊の責任を誰も追及しなかったから。
国民の多くは、自然災害と思っているのかもしれない。

３０年後の社会は

連日の暑さで、日中は家の中でゴロゴロ。
畑仕事は、朝の散歩を取りやめて、5時前から約1時間。

地球温暖化で、ますます暑くなり、野菜の夏枯れが心配だ。
昨年の夏も、かなりやられてしまった。

2050年までには、日本も、世界標準の、温室効果ガスゼロを目指す。
原発は、世界の情勢を考えると、廃止せざるを得ない。
化石燃料は、当然使えない。
すると、自然エネルギー100％の選択肢だけだ。
あと、３０年も経つと、我々の生活は、大きく変わっているだろう。

想像してみよう。
★食とエネルギーは、100％地産地消で自給自足
★すべての物はリサイクル
★政治も地方分権が進み、助け合い社会
★自然環境は猛暑と災害

医療崩壊は選挙民の責任

東京は、大阪の二の舞を演ずるつもりなのか。
吉村知事の失政で、医療崩壊が起き、多くの人命や健康が損なわれた。
東京は、医療崩壊が目の前に迫っている。
菅政権や小池知事も、吉村知事と同様、何も対策を打たないのか。
彼らは、都民の命をオリンピックに捧げるつもりなのか。

命が失われても、大阪府民は吉村知事を責めることはしなかった。
都民も、命の犠牲を顧みずオリンピックを成し遂げたと、彼らを称賛するのだろうか。
都民から、オリンピック中止の声が聞こえてこないということは、何も対策を打たない彼らを指示しているのだろう。

最終的には、政治家の責任というよりも、選挙民の責任の方が、はるかに重い。
医療崩壊は選挙民の責任だ。

すぐにオリンピック中止を

日本中が、新型コロナの感染爆発のモードになってきた。
この感染爆発は、どのような推移をたどり、どんな結末になるのだろうか。
誰も分からない。
風邪の症状で済むのか、それともインドやインドネシアのようになるのか。
分からないから、最悪の事態を想定して、対処する。これか危機管理だ。

いまやるべきは、すぐに感染者を減らすこと。
そのために、何をやるのが最も効果的か。
① オリンピックを中止すること
② すべての店や施設を閉めること
③ 不要不急の外出自粛
これに尽きる。実施する順番を間違えると効果が半減してしまう。

国民の命を犠牲にしてまで、オリンピックを続ける馬鹿はいない。

ウサギとカメ

男子400メートル個人メドレーの優勝が確実視されていた瀬戸大也選手が、まさかの予選落ち。
300メートルまでのタイムは出場全選手中トップ。最後の自由形で４人に抜かれたが、「決勝にベストパーフォーマンスを出そうと思った」と追わなかった。力を温存したのがあだになって、予選落ち。

このことは、いろんな意味で教訓になることが多い。

イソップ寓話の「ウサギとカメ」の現実版をみているよう。
また「油断大敵」ということわざもある。
不倫騒動の罰が当たったと揶揄する人もいる。

人生勉強をさせられた試合だった。

対策を強化しなくていいのか

国民がオリンピック競技にほうけている間に、新型コロナが首都圏で感染爆発をしている模様だ。首都圏だけではない、オリンピック村も危険。
すぐにでも、対策を強化しないと、大変なことになりそう。
だが、菅政権は全く動く気配がない。
ワクチンが普及しているから、医療崩壊しないとでも思っているのか。
それとも、オリンピックが終わるまでは、どんなにひどい状況になろうとも、何も対策を打たないつもりでいるのか。

こんな危機的な状況では、今すぐにでも、
オリンピックを途中で止めさせるくらいの対策が必要だ。

オリンピックで、日本国民は、莫大なお金を失い命までもむしり取られてしまいそう。

政権はなぜオリンピック関係者のコロナ感染情報を隠すのか

東京オリンピックが始まって、オリンピック関係者の感染状況があまり分からなくなってきている。
人数が発表される程度で、濃厚接触者などの情報は皆無になった。
毎日20人弱の感染者数が発表されているが、濃厚接触者などの情報がない。
隠されているのか、マスコミ情報が少なすぎる。
保健所が関与できないのだろうか。
政権が隠しているのだろう。

なぜ、隠すのか。
感染者の方に目を向けてほしくないのだろう。
感染対策の不手際やIOCの商業主義など、不の側面を暴かれたくないのだろう。
政権の思惑通り、オリンピックが始まると、テレビや新聞は、一気に選手や競技に、情報が集中してきた。
特に、NHKはオリンピック一色になった。

無知は罪

前日の22日に、東京オリンピック開会式の演出を担当していた人が突然に解任されて、心配していたが、どうにかこうにか、昨日に開会式が開催された。
かつて、お笑いコンビとして活動していた時のコントで、「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」というセリフを言ったことが解任理由だ。

ここで、私が痛切に感じたことは、「無知は罪になる」ということ。
彼はユダヤ人大量惨殺という事実は知っていたにも関わらず、ホロコーストに対する、ユダヤ人はもとより世界中の人々の怒りに、思いが至らなかった。彼はその怒りを知らなかったのだ。

沖縄もしかりである。
太平洋戦争で、日本本土で唯一激戦地になった沖縄。多くの民の命が奪われた。その後、アメリカによって、多くの土地が接収されて米軍基地が作られた。その事実を、ほとんどの日本人は知っている。
しかし、沖縄の民の怒りを、どれほどの日本人が理解しているだろうか。
沖縄の怒りを、どれほどの日本人が知っているだろうか。

慰安婦や徴用工問題もしかり。
長い間、朝鮮は日本に屈服させられ、日本のために働かさせられた慰安婦や徴用工。
その韓国の人の怒りを、日本人はほんとうに理解しているだろうか。
日本人は、その怒りを知らないのではないか。

すぐにより強い対策を

今日、東京オリンピックの開催日だが、東京都で、新型コロナウィルスの感染爆発が起こっている。いずれ、重傷者数や死者数の増加が予想される。
より早く対策を打たないと、政治責任を問われる。
大阪の吉村知事のような重大な失策は二度と起こさせてはならない。
しかし、都知事からも首相からも、爆発を抑えるための更なる対策が出てこない。放置しているとしか思えない。
マスコミや野党からも、声が聞こえてこない。
たとえば、百貨店などの商業施設を閉めるとか、公共施設を閉鎖するとか、まだまだ手は残っている。

なぜ、よりもっと強い対策を取らないのか。

立憲が政権交代するために2

前日、立憲と自民との大きな違いの一つは、民主主義の根幹にかかわる情報の「隠ぺい・改ざん・破棄」が、こんどの衆議院選挙のメインテーマだと述べた。

もう一つの大きなテーマは、自民党による民主主義の根幹である三権分立の破壊だ。
そのため、今の日本は立法・司法・行政による、お互いの権力監視機能が失われている。
さらに、公平であるべき、内閣法制局、日銀やNHKや検察、日本学術会議などへの、行政による介入が目に余る。
行政権力への監視が非常に弱まり、行政権力が暴走した時、制止することができなくなる。

まとめれば、立憲が政権交代するために、
★すべての情報を隠さずに国民に公開
★立法・司法・行政のお互いの監視機能強化
★公平であるべき機関の行政による不介入
以上を、国民にメインテーマで訴えるべきだと思う。

以上のことが保証されれば、やっと国民の前で与野党が正々堂々と、
経済や雇用や介護や防衛などの具体的な政策を議論できる。