いきあたりばったりの菅政権
菅首相が、一日100万回接種すると豪語したときは、また嘘かと思っていたが、意外や意外、簡単に達成してしまった。
ところが、調子に乗って、年齢緩和や職場接種など、間口を一気に広げすぎて、ワクチン供給が追い付かなくなった。
あわてて、人気のないアストラゼネカの使用を承認するらしい。
いきあたりばったりの醜態には呆れる。
菅内閣の計画性のない政治姿勢は、この件だけではない。オリンピックしかり。
日本政治を任せるには、あまりにも頼りない。
考え方が首尾一貫しない政権に、手八丁口八丁の外国との交渉を任せるには、あまりにも心もとない。
まだオリンピック中止の可能性もある
オリンピックまで、あと3週間あまり。
ちょうど、新型コロナウィルス感染者数がピークなっている頃か。
しかし、菅政権は感染者数を問題にしていない。
感染者数がいくらになろうと、病床に余裕があれば、観客を入れても、世論の反発はないと踏んでいるのだろう。
たしかに、６５歳以上の高齢者のワクチン接種率は、昨日現在で一回が57％二回23％。
オリンピック開会式の頃には、一回70％二回40％程度か。
これが、インド株や日本人の体質を考慮すると、病床にどれだけ効果があるのか、誰も分からない。
菅政権は、目論見に反して病床がひっ迫するようなことになれば、無観客に切り替えのだろう。しかし、世論は無観客で納得するかどうか。
もし、海外から来たオリンピック関係者に集団感染でも見つかれば、オリンピック中止の声さえ出かねない。
こんな危険がありながら、菅政権がオリンピックを強行するのはなぜか。
衆議院選挙か、IOCの圧力か、経済損失か、国のメンツか、いろいろ理由が取りざたされているが、どれもこれもしっくりこない。
民主主義は容易に壊される
香港へは、二度ほど、旅行で行ったことがある。
あのシュウマイの美味さが忘れられない。
あの自由都市香港の民主主義が、あっという間に、壊れてしまった。
多くの民衆が反対しようが、武力を持った権力には勝てない。
同じことが、タイでも、ミャンマーでも、起こっている。
いとも簡単に、民主主義なんて壊される。
日本でも他人ごとではない。自公の長期政権の腐敗によって、自由が侵されている。
権力による、
公文書の隠ぺい・改ざんはもちろんのこと、
マスコミへの介入・秘密保護法・共謀罪・日本学術会議任命拒否・検察庁人事介入・デジタル法・東芝株主への圧力・表現の自由への圧力・教科書検定圧力、などなど山ほどある。
さらに自民党国会議員の不祥事があまりに多い。
自公政権のまま、もし日本で一大事件が起これば、
一気に、民主主義が壊されても、まったくおかしくない。
どうすれば、日本の民主主義をよりよく出来るのか、
自公の長期政権をやめさせて、野党に権力を取らせること。
権力は必ず腐る。
そのためにも、政権交代が容易に起こせるような国民意識が育たなければならない。
今度の衆議院選挙は、国民の意識が試される。
やっと芋ほり [家庭菜園]
昨日、やっとジャガイモを掘り上げた。貸農園仲間では、最も遅い収穫。
昼頃から雨が続きそうなので、今日はサツマイモの植え付けの予定。
これで、夏野菜はすべて完了。
今年の夏野菜の植え付けは、例年になく遅かった。
例年が速すぎたか。
植え付けが、ひと月くらい遅れたって、収穫がひと月遅れるわけではない。
苗がひ弱でも、早く植える方が良いと考えていたが、
それよりも、しっかりした苗を作る方が大切なことを学んだ。
これで、我が家には、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンが揃った。
今日、息子家族に、さっそく送ってやることにする。
佐川氏を起訴すべし
佐川元理財局長は、罪に問われないのはなぜ？
彼は、公文書の改ざんを指示し、国会で虚偽答弁を繰り返し、部下の赤木さんを死に追いやった。
こんなに重い罪を犯しながら、
一昨年、検察は不起訴にした。しかし検察審査会は不起訴不当としたが、検察は再び起訴しなかった。
今回、新たに赤木ファイルが開示され、公文書改ざんの指示がより一層明確になった。
検察や検察審査会に、ぜひ、もう一度、彼の起訴を考えてほしい。
彼の国家的犯罪を決して許してはいけない。禁固刑にすべきであり、罰金刑などでは許されない。
これは、おそらく国民の総意ではないだろうか。
佐川元理財理財局長を極刑に
赤木ファイルが、昨日公開された。
財務省が公開するのだから、新しい真実は無いのだろうが、財務省内で、文書の改ざんに疑問も持ち、真実を残した赤木さんは、まさにヒーローだ。
赤木さん以外の財務省の人々は、誰も真実を語っていないのだから。
少なくともこのファイルで、改ざんの指示をしたのは佐川元理財局長だったことが明確になった。
佐川氏も本来なら被害者であるが、安倍政権の悪行の片棒を担いだのは事実であり、裁判にかけて罪を償わせなければ、国民の気が済まない。
彼は、公文書改ざんと国会での虚偽答弁を続けたのだから。
そして、部下の赤木さんを死に追いやった。
オリンピックを食い物にする悪役たち
なし崩し的に、東京オリンピック開催内容が決まっていく。
なぜ、世界的なパンデミック最中でありながら、開催が必要とされているのか,菅政権は答えない。
今回の騒動で、アスリートファーストと言いながら、オリンピックを食い物にする悪役たちが大勢いることが分かった。
菅政権は、その悪役たちとの契約を反故にすることが出来なかった。
反故にすれば、日本政府の信頼を失い、今後、悪役の息のかかったスポーツイベントなどの開催が見込めなくなるから。
だから、当初から、日本からの中止の提案はできなかったのだろう。
打った人が打たない人を強制してはならない
新型コロナワクチンは、ほんとうに大丈夫なのか。
「メリットの方がデメリットよりも大きい」というだけで、安全かどうかはわからない。
特に、将来的な副反応については全く分かっていない。
一年後、二年後、数年後に、はたして安全なのかが。
ゆえに、ワクチンを拒否する人々の気持ちは、よくわかる。
建前は打つ打たないは強制ではない。
しかし、打たなければ社会生活ができなくなりそう。
海外旅行はもちろんのこと、あらゆる場面で、証明書の提示が求められることになりそう。
治療薬が開発されれば話は別だが、今後数年間、ワクチン接種証明書はご老公の紋章ほどの値打ちがあるに違いない。
打たない人は村八分になり、出歩くこともままならない世の中に。
打った人は、いままでの世界的な実績によって、半年位は発症予防効果が確かめられているので、周りに打たない人がいても、新型コロナにかかる確率は格段に低い。
だから、打った人が打たない人にワクチン接種を強制することはあってはならない。
