チャレンジングの言葉に違和感

昨日の参議院の所信聴取で日銀総裁候補の植田氏は、
日銀総裁を引き受ける決断をしたのか問われると「かいつまんで申し上げれば、非常に誰がやっても難しい厳しい状況だ。それがかえって私にとっては非常にチャレンジングな仕事であると思い、過去の日銀の政策担当の経験、学者での経験を生かして、そのチャレンジングな課題に挑んでみたいという1点だ」と述べました。

私は、「チャレンジング」という言葉に、彼の覚悟の程度を垣間見た。
チャレンジとは挑戦であり、成功も失敗もあり得る。ちょっとゲーム感覚のある言葉だ。
彼は、そういう気持ちで、日銀総裁を務めようとしているように見える。
「死に物狂いで」とか「必ず」とか「一命を賭して」とかの言葉とは明らかに違う。
失敗すれば国民生活に多大な影響が出るという認識が薄いのではないかと。
まるで実験でもするような感覚なのではないかと。

敵基地を攻撃してはならない

日本の世論が敵基地攻撃に賛成する人が増えていることを、私は心配している。
抑止力が効かなくなった場合のことを考えているのだろうか。
一発でも打ち込めば、たとえ正当防衛だと言い張ろうが、確実に戦争になる。
しかも、敵基地攻撃はアメリカのバックアップなくしては成り立たない。
アメリカが、何が何でも日本を守ってくれるとは限らない。大統領が変われば、はしごを外されることだってあり得る。
アメリカ本土が危険にさらされるようなことになれば、日本を守るどころではなくなる。
本気で戦争を回避したいのなら、たとえ日本本土にミサイルが撃ち込まれ甚大な被害が出ようが、敵領土を攻撃しないことが必須だ。
それが多くの国民の命を守ることにつながる。

菜園仲間のNさん

今回　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　前回

トマトの種から芽

2月中旬に撒いたトマトの種から芽が出てきた。

私の芽出だし方法は、
縦10センチ横15センチ高さ10センチほどの蓋つきプラスチックボックス。
中にメッシュボックスが入った二重構造。
底にティッシュペーパーを敷いて、ひたひたになるまで水を入れる。
その上に、種を撒いて、蓋をして、日当たり良い場所に置いておく。

トマトの種は自家採取したもの。
大玉トマト、赤色プチトマト、黄色プチトマト、料理用トマト。
今朝、料理用トマトから芽が出ているのを発見。
やっぱり嬉しい。
これから、ぼつぼつと発芽してくる。
これを、ピンセットで、培養土のポットに移し替える。
忙しくなりそうだ。

ロシア国民がプーチン政権を倒すことが最善

今日で、ウクライナ戦争が一年になる。
ウクライナ国民の人的被害がすごい。また、ロシア国民もプーチンに虫けらのごとく戦地に送られて多くの犠牲を強いられている。
人的被害を考えるならば即停戦してほしいが、一方的に侵略を始めたロシアを勝たせるわけにはいかない。
私も含め、世界中がこの矛盾を抱えて苦悩している。
世界中の人々にとっても、ロシア国民にとっても、今後の世界平和を考えるなら、ロシア国民が立ち上がってプーチン政権を倒すことが最善の方法なのだが。

人権か国家か

日本の政党を右派か左派で分類すれば、
自民党や維新は右派政党であり、共産党や社民党は左派政党。
しかし、個人の人権を基準にすれば、この分類はあまり意味がない。
私は、個人の人権を重視する党なのか、それとも国家を重視する党なのかで、分類すべきだと思う。
国家に重きに置けば、国家間の争いで、国民の命の犠牲はやむを得ないことになる。
しかし、人権に重きを置けば、国家を超えた連帯を考える。
例えば、
プーチンは国民の人権よりも国家を重視するあまり、掃いて捨てるように兵隊を使う。
共産国家の中国は、人権よりも国家であり、党を守ることが最優先。
アメリカも、ベトナム、イラク、アフガンで、多くの人々を殺した。
一方、地球温暖化を危惧する人は国家を超えた人権を重視する。

戦争は庶民の犠牲の上に成り立つ

ウクライナ戦争は今月24日で一年になる。
ロシアに対する経済制裁はほとんど効いていないようだ。
ロシアのルーブルの価値やGDPは戦争前と変わらない。
むしろ疲弊しているのは制裁をかけた国々かも。
このままずるずると続けば、ウクライナやロシアの人々の死者が増え続ける。
もし中国がロシアへ武器供与するようなことがあれば、
日本の世論が、今でも軍事費倍増派が増えているが、太平洋戦争前の開戦を後押しするような雰囲気に一気に傾くのではないか心配する。
戦争は、我々庶民の犠牲の上に成り立つということを、肝に銘じなければならない。
戦争は、たとえ攻撃を受けようが、自国領土を侵されない限り、いかなる理由があろうとも、絶対にやってはダメ。

菜園仲間のN氏の肖像

80才を超えているが、かくしゃくとして、元気そのもの。冗談も通じて、話していて楽しい。
狭い区画を、上手に有効に使って、野菜作りをしている。
時たま、奥さんも来ている。

今日から庭のリフォーム工事

今日から三日間、庭のリフォームの第一期工事が始まる。
ブロック塀の撤去と庭木の撤去。
縦横5ｍ×5ｍ程度だが、重機を入れて作業するようなので、かなり大がかりになりそう。
特に心配なのは、前の道路が2.7ｍと狭いので、ご近所迷惑にならないかということ。
今後の予定は、ガスメータの移設、コンクリート打ち、アルミフェンスの設置だが、工事予定は未定。

あわれな日本

日本の凋落が止まらない。

GDPは数年前に中国に抜かれ、今度はドイツに抜かれそう。
ドイツの一人当たりのGDPは、ドイツの人口は8千万あまりで日本の6割ほどなので、日本の1.7倍。
あと数年もすれば、インドにも抜かれる。
GDPが下がるということは、すべての分野で負け続けているということだ。
さらに懸念されるのは、財政の破綻が徐々に現実味を帯びてきていること。
悲しいことだが、小さくなっていくばかりの日本は、世界中からあわれみの眼で見られているのだろう。

どうすればいいのだろうか
軍事費2倍、敵基地攻撃能力、育児費2倍、原発新増設と運転期間延長などなど、
こんな状況において、こんなことを国会で議論すべきなのか