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侵略する側の戦争



河村たかし名古屋市長は4月30日の会見で、「祖国のために命を捨てるのは道徳的な行為」と発言しました。

国民にとって、戦争には大きく分けて二つの戦争があります。
侵略する側の戦争と侵略される側の戦争です。

もし私がロシア国民だったら、私はウクライナへ侵略する側のロシア国民。
私がウクライナでプーチンのために戦って死んだとして、これが道徳的な行為なのでしょうか。
プーチンの戦争犯罪の犠牲になっただけではないでしょうか。
権力者の都合によって引き起こされる戦争で犠牲になることは、けっして道徳的とは言えません。
太平洋戦争も、日本国民にとって、侵略する側の戦争でした。


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