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米軍と自衛隊の指揮系統の連携強化とは



4月27日の朝日新聞の天声人語に、
「岸田首相が米国で米軍と自衛隊の指揮系統の連携強化を約束してきたことに、野党などが「自衛隊が事実上、米軍の指揮下に置かれる」と懸念している」と。
私は、確実に、自衛隊は米軍の一部隊として、それも前線部隊として軍事行動をとらざるを得ないと見ています。
過去には、
「1951年、吉田茂首相は、軍事的な能力をもつ日本の組織は「合衆国が指名する最高司令官の統一指揮権の下におかれる」という内容を、クラーク極東米軍司令官に口頭で同意を伝えた。「指揮権密約」として日米の公文書に刻まれている」と。
「2003年からの自衛隊イラク派遣。政府は、憲法の制約で、多国籍軍司令官の指揮下には入らないと説明した。だが防衛省は密かに、司令官の意見に「合致するよう配慮」して行動せよ、と命じていた」と。
そして、最後に、
「歴史をふまえると、政府はいざという時に「指揮下ではないが監督下に入る」とか「指揮と指図は違う」とか言い出して、煙にまくのでは。そんな思いがどうにもぬぐいきれない」と。


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