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朝茶事の花


俳句仲間に、昭和16年生まれの元気なだんご鼻の女性がいる。
ややぶっきらぼうで、そっけない感じ。話すことは上手とは言えず、ぼそぼそと話す。
季重なりなどの俳句のしきたりなんかあまり気にせずに、自分の思いをそのまま表現した俳句を作ります。歳時記は持ってないみたいで、些細なことは気にしない。
ですから規則を重視する先生からはたびたび指導がある。しかし一向に気にせず、笑って聞き流す、そんな、ざっくばらんな女性。
私と近所なので、早朝散歩で何度か私の畑に来たこともある。

その彼女が、昨日、早朝の私の畑に来て、撤去し忘れたカボチャの花を、茶会に使うからと、蕾と開ききった2輪を持ち帰りました。
持ち帰っても、枯れてしまうだろうと私は思いましたが。

今朝、再び、私の畑に。
茶会は大成功だったそうで、カボチャの花を、よくもまあ手に入れたものだと、みんなに褒められたと。
枯れなかったのかと聞いてみると、
一定時間、氷水につけた後に保存液につけ、茶会の場所には、氷で冷やしながら運んだとのこと。
その茶会と言うのは朝茶事。茶の湯で盛夏の朝の涼しいうちに催す茶会。今回は、ちょっと時期が遅れたと。その茶会で裏仕事の手伝いをしていると。

私の知らないことばかり。他にも、茶会のいろんなことを話してくれて、私の農作業は進みませんでした。

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