突然に売物件の幟 [短歌]
昨年の秋頃、近所の家に、突然に売物件の幟が上がりました。いつのも散歩道にあります。
お年寄りのおしどり夫婦で、天気の良い日には、綺麗な庭で、くつろいでいるのを、たびたび見かけました。
幟が上がるちょっと前に、旦那さんが亡くなり、しばらくの間は奥さんの姿ありましたが、突然に売物件に。
冬の寒い風の強い日は幟がちぎれそうになるくらい。あんなに穏やかだった家はすごく寒そうです。
先日からは、売り先が見つかったのか、綺麗な庭が無残に取り壊されつつありました。
そこで一首
寒風に売物件のあえぐ幟おしどり夫婦楽園の跡
お年寄りのおしどり夫婦で、天気の良い日には、綺麗な庭で、くつろいでいるのを、たびたび見かけました。
幟が上がるちょっと前に、旦那さんが亡くなり、しばらくの間は奥さんの姿ありましたが、突然に売物件に。
冬の寒い風の強い日は幟がちぎれそうになるくらい。あんなに穏やかだった家はすごく寒そうです。
先日からは、売り先が見つかったのか、綺麗な庭が無残に取り壊されつつありました。
そこで一首
寒風に売物件のあえぐ幟おしどり夫婦楽園の跡
2024-03-07 08:54
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