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長期金利の上限を0.5%アップしただけで


昨日、日銀は長期金利の上限を0.5%から1.0%にしました。
おそらく、長期国債の金利も、1.0%近辺に張り付くことでしょう。
すると、
現在、10年物の国債の発行残高は1000兆円を超えています。
単純に計算すると、1000兆円÷10年=100兆円/年。毎年100兆円が満期になり、政府は、利息を加算した額を払い、その不足分の国債を新たに発行しなければなりません。
しかし、現実には、毎年の国債発行額はおよそ50兆円です。
なぜ、倍も違うのかは私には分かりません。
長期国債の金利が1.0%になれば、
100兆円ならば、100兆円×(1.0―0.5)/100=0.5兆円の余分の利息が必要になります。
50兆円ならば、その半分の0.25兆円。

いずれにしても、0.5%アップしただけで、2500~5000億円の予算をさらに計上しなければならないことになります。
財政悪化は避けられません。




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