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大学入学前後の頃 [自分史]



私が大学受験した55年以上前の3月上旬の頃は雪が降ることがたびたびあり、私の時も雪が降っていました。
大学紛争まっただ中の頃で、受験会場は郊外の女子高校。大学は椅子などでバリケード封鎖されて、構内に入ることが出来ない状況でした。
心配だったので、前もって受験会場に下見に行きました。
試験が終わった時の解放感は格別でした。
きまじめな高校生でしたが、最寄りの駅に帰って、生まれて初めてのパチンコをしました。
合格発表には行きませんでしたが、代わりに兄が確認して家に電話を入れてくれました。
入学式は学部ごとに分かれて大学近くの河原で行われて、簡素なものでした。
大学は、バリケードをくぐって中に入ると、先生方を追及する集会とか、中核とか革マルとか民青とかのセクトが活動していました。
私はズーニーヴーの「白いサンゴ礁」を聞きながら、機動隊と学生たちの小競り合いを眺めているノンポリ学生でした。
授業が始まったのは、半年後の後期からでした。


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