どんぐりと旧友

次男は、小学校時代、サッカーのクラブに入っていた。
私たち親は、サッカーの練習日には交代で世話係をし、試合があれば遠くまで応援に行った。
土日の休日には、私は、率先して参加した。
次男が大人になってからも、親しい親同士の交流は続いた。
数年前にチリに移住した人とは、次男が保育所時代から付き合い。

その彼が、先日、一時帰国。
こんなご時世なので、近所の公園で会うことにした。
誰もいないが、どんぐりが大きな音を立てて落ちる落ちる。
そこで一句。
団栗や幼馴染をじっと待つ
昼ご飯を食べながらの近況報告。
ドスンドスンと、実が落ちるたびにびっくりして会話が途切れる。
日本酒1.5合と缶ビール2本。