SSブログ

帝銀事件のドキュメンタリー番組を観て



昨日のNHKで、戦後まもなく起こった帝銀事件のドキュメンタリー番組を観た。

真犯人は戦時中に中国で人体実験を行っていた部隊(731部隊)員だった。
しかし、日米は、731部隊でのデータをアメリカ(GHQ)に渡す代わりに、731部隊を世間に公にしないという密約を交わしていた。
権力の圧力によって真実を知っていた人たちは口を閉ざした。
警察は真犯人に迫りながら、やむを得ず、別人(平沢貞通)を犯人として逮捕した。

この番組を観ながら、現在も、当時と政治状況は変わっていないと痛感した。
森友問題で、財務省佐川理財局長の国会虚偽答弁によって、文書改ざんを指示され、近畿財務局職員の赤木氏は自責の念にかられ自殺した。
しかし、権力の圧力によって、真実を知るほかの税務職員は口を閉ざし、安倍首相も佐川局長も、誰一人として罪に問えなかった。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。