卑屈外交

トランプ大統領が26～29日に来日した。

来日目的がわからないが、
「トランプは新天皇に会うことによって世界に力を誇示したい、安倍首相はトランプとの蜜月を国民にアピールしたい」と想像できる。
これでは、天皇の政治利用ではないか。

さらに、日米首脳会談で、日米貿易交渉結果は参議院選後に発表すると取り決めた。
参議院選挙に影響するので、安倍政権が米国に煮え湯を呑まされる醜態を、選挙の後に国民に見せるということだ。

さらにもう一つ気がかりなのは、米国とイランは一色触発の状態だが、安倍首相がトランプのメッセンジャーボーイになってイランを訪問することをトランプに申し出た。
日米貿易交渉で、日本は大目に見てもらえるのだろうか。
勝手にイランとの核合意を抜け出したトランプの手先になって動く安倍首相に、世界は何を思うだろうか。

アメリカに逆らえないことは重々理解できるが、率先してメッセンジャーボーイになることはない。まさに卑屈外交そのものだ。