SSブログ

読売新聞の沖縄県民投票の評価


一昨日の読売社説の要約を箇条書きにすると、

・安全保障政策を県民投票で問うことの危うさを直視すべきだ
・4月の衆院沖縄3区補欠選挙や夏の参院選に向けて、結束を固める狙いがあった
・県民投票で是非を問うのはなじまない
・国政の課題は、国政選挙で選ばれた国会議員に委ねるべきである
・代替案もなく、辺野古移設反対を唱え続ける知事の姿勢は、無責任と言わざるを得ない
・知事は政治的な思惑を排し、現実的な負担軽減策を目指すべきではないか
・移設計画は、住宅や学校に囲まれた普天間飛行場と比べ、危険性は格段に低下する
・政府は、県と対話を重ね、辺野古移設の意義を粘り強く訴えていく必要がある

まるで、選挙目当てに県民投票を実施しかのような書きぶりです。
県民投票を実施した最大の理由は、沖縄の声に耳を傾けない安倍政権だから、やむを得ず県民投票を実施せざるを得なかったからです。
また、社説は代替案を示せない知事の姿勢に批判しています。
米国政府との折衝権限が無い沖縄に、代替案を示せというのは、あまりに酷です。

まるで安倍政権を代弁しているような社説でした。
中央紙と地方紙の社説で、こんな書きっぷりをしているのは、読売と産経だけでした。

nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。